- スイス市場、SMI指数が0.86%減少
- ロシュの株が4.4%下落、第1四半期の売り上げ減少を発表
- UBSグループの株も約3%減少
- スイス投資家のセンチメント指数、2024年4月に17.6まで上昇
水曜日のスイス市場は主要なアメリカ経済データの発表を控えた投資家の警戒心から下降トレンドに終わった。SMI指数は98.41ポイント下落し、0.86%の減少となる11,370.74で取引を終了した。これはその日の最低値である。
製薬会社ロシュホールディングは、第1四半期の売り上げが6%減少したと発表した後、株価が4.4%落ち込んだ。UBSグループの株もダウンし、ほぼ3%の下落となった。これに続き、パートナーズグループ、リンツ・シュプルングリ、チューリッヒ保険グループ、ユリウス・ベア、アルコンなども1.3%から2%の間で株価が下がった。
スイス再保険、スイスコム、スウォッチグループ、SIGコーポレーションといった企業は0.9%から1.1%の間で下落した。ロンザグループ、スイスライフホールディング、物流会社キューネ&ナーゲル、装置メーカーのVATグループは、0.5%から0.7%の減少を見せた。
一方で、株価が上昇した企業には、コンピュータ周辺機器メーカーのロジテックインターナショナル、特殊化学会社のシカ、香料とフレーバーの生産者ギヴォーダン、検査サービス会社SGS、建築材料プロバイダーホルシム、エスカレーターとエレベーター生産者のシンドラープスが含まれる。その成果は0.4%から0.9%の範囲にあった。その他、製薬会社のノバルティス、歯科製品メーカーのシュトラウマンホールディング、オートメーション技術プロバイダーのABBもわずかながら株価が上昇した。
経済情報のアップデートでは、UBSとCFAソサエティの共同レポートにより、スイスの投資家センチメント指数が2024年4月に6.1ポイント上昇し、17.6に達した。これは2021年9月以来の最高値だ。
スイス市場がちょっと下がってるね。ロシュの株価下落は、売り上げ減の影響だね。でも、スイスの投資家センチメント指数は上がっていて、経済に対する楽観がある感じ。大きな経済データ前でこの落ち着きは大事だよね。
スイス市場が下降しているのはアメリカの経済データ待ちで投資家の慎重さが出たからだね。
SMI指数はちょうど11,370で終わって、ロシュは売上減で4.4%のダウンだ。
UBSを筆頭に金融株も総じて落ち込んでいる。
それに続いて、他の大手企業も概ね落ちてるけど、上がってるとこもある。
特に技術関連や建材の企業は少し上がってるみたい。
他方、スイスの投資家のセンチメントがかなり上がっていて、19年9月以来の高水準を記録してる。
つまり、経済そのものへの信頼はけっこう強いってことだね。
こういう落ち着いた動向はマーケットにとっても健全だよ。
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