- 米国株式市場は一転して下落
- テスラの株価は予想外の上昇
- 主要企業の四半期報告に注目
水曜日のセッション開始に向けて上昇傾向にあった米国株式市場ですが、日が進むにつれて状況は劇的に変化し、初期の高値から下落しました。結果としてダウとS&P 500は赤字に転じました。
なおNasdaqは24.59ポイント上昇し、0.2%増の15,721.23ポイントに達したものの、ダウは119.17ポイント減の38,384.52、S&P 500は8.59ポイント減の5,061.96に終わりました。
当初、好調な企業収益はウォールストリートにおける株価上昇のキッカケとなりましたが、第一四半期の結果が予想を下回ったにもかかわらず、イーロン・マスクCEOによる2025年までの手頃な価格のモデル生産開始計画の発表を受けて、テスラの株価は11.3%の急騰を見せました。
同様に、テキサス・インスツルメンツは第一四半期の期待を上回る収益を発表し、その株価が顕著に上昇。ビザ、ボーイング、マテルも期待以上の四半期リターンを報告した後に株価が上昇しました。
ただし、大手テック企業の収益発表を控えたトレーダーの期待感により、取引日早々に買い意欲は薄れ始めました。閉店後にIBMコープとFacebookの親会社であるメタ・プラットフォームズが結果を発表する予定であり、さらにグーグルの親会社アルファベット、インテル、マイクロソフトは木曜日の取引終了後にその成績を報告する予定です。
貿易省は、米国製耐久財の新規注文が意外にも3月に急増したことを明らかにしました。これは2月の0.7%増から、2.6%に上昇しましたが、輸送機器を除外すると3月の耐久財注文の増加は0.2%に留まりました。
セクター面では、交通株が最も痛手を受け、ダウ・ジョーンズ交通平均は2.5%下落しました。住宅株も顕著な下落を記録し、フィラデルフィア・ハウジングセクター指数は1.4%の損失を出しました。対照的に、テキサス・インスツルメンツの好結果を受けて半導体株が堅調で、フィラデルフィア半導体指数は1.6%上昇しました。
グローバル市場では、アジア太平洋地域の株式市場が概ね好調で、日本の日経225指数が2.4%、中国の上海総合指数が0.8%それぞれ上昇しました。しかしながら、ヨーロッパの市場はわずかな損失を被り、英国のFTSE 100指数は0.1%、フランスのCAC 40指数とドイツのDAX指数はそれぞれ0.2%と0.3%下落しました。
最後に、以前の利益から圧力を受けている米国債は、基準となる10年債の利回りが6.2ベーシスポイント上昇し、4.660%となりました。
米国株は、最初は上がっていたんですけど、結局下がっちゃいましたね。でもテスラはイーロンさんの計画で上がったみたい。企業収益は大事だから、今後の報告も注目ですよね。耐久財の注文が増えたのはいいことですが、交通株と住宅株は下がっちゃいました。他の国ではアジアは強かったですけど、ヨーロッパはちょっと苦戦してるみたいですね。米国債は利回りが上がってるので、市場はまだ不安定なのかもしれません。
まず米国株、調子いいところから振り出しに戻っちゃってさ。
ダウもS&Pも赤字転落だけど、Nasdaqはなんとかプラスになったんだよ。
テスラはイーロンさんのおかげでビュッ飛んだね、さすがだよ。
車安く作る計画があるって話で、株価も気持ち良く上がったってわけ。
企業の成績は盛り上がりの火付け役になるけど、次の大手の報告が気になるところ。
IBMとFacebook、それにグーグルとマイクロソフトの数字、どうなるかな。
耐久財の注文も増えちゃって、意外と市場は元気。けど輸送と住宅株はダウン。
半導体は逆に上がってるから、なかなか面白い動きがあるよね。
しっかし国によって格差が出てるのが目立つ。
アジア太平洋は好調、ヨーロッパはちょっと風邪引き気味かな。
最後に米国債、こっちは利回り上がってるよ。
市場はまだ波乱含みってところか。
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