- スイス市場は小幅な動きに終わる
- ABBの株価は約6.3%上昇
- 外貿黒字が第一四半期に増加
スイスの主要株価指数SMIは、投資家が新たな動きを控えたことから微減し、わずか1.40ポイントのマイナスで11,230.43ポイントで取引を終えました。
一日の取引では11,281.46を高値、11,173.64を安値とする推移を見せています。
特に注目されるのは、ABBの株価です。
第一四半期のオペレーショナルEBITAの増加と、2024年に向けた収益成長の加速への楽観的な予測を受けて約6.3%も上昇しました。
その他、Sika、Givaudan、UBS Groupといった企業も0.6%から0.8%の増加を記録。
AlconとGeberitも若干の上昇を見せています。
一方、Partners Groupの株は3.26%の下落を経験。
リシュモンやロンザグループもそれぞれ2.5%、2.34%の弱いポジションで取引を終えました。
Logitech International、チューリッヒ保険グループ、Swisscom、Swiss Life Holding、Novartisは0.4%から0.7%の間の損失を報告しました。
中価格帯インデックスでは、Barry Callebautが約4.3%、SandozとAdeccoがそれぞれ2.3%、2.25%の上昇を遂げました。
経済ニュースでは、スイスの外貿黒字が第一四半期に8.6億スイスフランへと増加し、2023年の最後の四半期の8.1億スイスフランから改善されました。
輸出は0.5%の減少から回復し、0.6%増加。
一方で輸入の落ち込みは0.2%と緩化しました。
3月の外貿黒字は、2月の23億スイスフランから28億スイスフランへ増加。
ただし、輸出と輸入は前月比でそれぞれ1.7%、2.3%落ち込んでいます。
スイス時計業界連盟によると、3月の時計輸出は前年同月比で16.1%減少し、第一四半期全体でも前年比6.3%の減少となっています。
スイスの株価、小さな動きでしたね。でも、ABBが6.3%上がったのは注目です。外貿黒字の増加も経済にはプラスです。ただ、時計の輸出が減ってるのが気になります。総合的に見て、スイス経済は安定してると言えそうですけど、時計業界はちょっと心配ですね。
スイス株、ほとんど動かなかったけど、ロボットのABBが良い結果出して株価がずいぶん上がったな。
外貿黒字が増えたのもいい兆候だね。
ただ、時計の輸出が落ち込んでるのはちょっと気がかりだ。
全体を見ると、スイス経済は割と安定してると思うけど、特定の業界は少し不安があるんじゃないかな。
コメント