XMTrading（エックスエム）のスプレッドが広すぎ！勝てない？

XMTrading（エックスエム）のスプレッドを確認すると、「広すぎ」「勝てない」と言ったいう口コミを良く見かけます。今回は、XMのスプレッドがなぜ広がるのか、スプレッドが広がる時間帯や、他の海外FX業者とXMを比較したときにスプレッドが狭いのか解説します。

記事内における「XMTrading」と「XM」と「エックスエム」はすべて同義です。

XMTrading（エックスエム）に関する評判や口コミ、そして安全性や出金拒否に関する情報は、「XMTrading™の評判や口コミは？XMの安全性や出金拒否の噂」を必ずチェックをして下さい。

XMTrading（エックスエム）のスプレッドを見る方法・見方

海外FX業者のXMTrading（エックスエム）のスプレッドを見る方法・見方をご紹介します。

XMTrading（エックスエム）でドル円(USD/JPY)のスプレッドを確認する手順は、以下のとおりです。

1. 取引プラットフォーム（MT4・MT5）を開く
2. 上記ツールバーから「表示」を選択する
3. 「気配値表示」を選択する
4. 「通貨ペア」をダブルクリックする
5. 通貨ペアのAsk(買値)とBid(売値)を比較する

それでは、XMTradingのドル円(USD/JPY)のスプレッドを見る方法・見方について詳しく解説します。

以上が、XMTrading（エックスエム）でスプレッドを見る方法・見方です。

XMTrading（エックスエム）のスプレッド計算方法は？

XMTrading（エックスエム）のスプレッド計算方法は、次のとおりです。

100,000通貨(1lotの場合) × 0.01または0.0001 × 〇pips = △△JPY

XMTradingでのスプレッドの計算式内にある、0.01または0.0001のどちらを計算式に用いるかは、円の通貨ペアか円以外の通貨ペアかで決定されます。円の通貨ペアである場合には、0.01（小数点第二位）を計算式で使います。逆に、円以外の通貨ペアである場合には、0.0001（小数点第四位）を計算式で使います。

為替取引の主要通貨ペアである「ユーロドル」「ドル円」「ユーロ円」を用いて具体例をご紹介します。

上記の計算式を用いると、「ユーロドル」「ドル円」「ユーロ円」の計算式と結果は次のとおりです。

一般的に、XMTradingやExnessやFXGTなどの海外FX業者で一般的に口座開設されるメインの口座タイプでは、1lotあたり100,000通貨であることがほとんどです。

ただし、XMTradingでは、「スタンダード口座」「KIWAMI極口座」「Zero口座」の1lot=10万通貨であるのに対し、「マイクロ口座」では、1lot=1,000通貨です。

前述したとおり、スプレッドの計算方法は、「円を含む通貨ペア」であるのか、それとも「円を含まない通貨ペア」であるのかで異なります。

XMのスプレッドは何pipsですか？

XMのスプレッドは、ユーロドルが1.6pip、ドル円が2.0pips、ユーロ円が2.1pipsです。ただし、口座タイプによって異なるため、「スタンダード口座」と「マイクロ口座」と「KIWAMI極口座」は前述したとおりですが、「ゼロ口座」では異なります。

XMの平均スプレッドは何pipsですか？

XMの平均スプレッドは、ユーロドルが1.6pip、ドル円が2.0pips、ユーロ円が2.1pipsです。ただし、スタンダード口座以外のスプレッドは異なるので、口座タイプ別のスプレッドをご確認下さい。

XMTradingのスプレッドはなぜ広がる？

XMTradingのスプレッドが広がる主な要因は、市場の流動性が低くなるためです。

外国為替取引市場は、主に東京市場・ロンドン市場・ニューヨーク市場の3つの市場があります。特にニューヨーク市場は流動性が高くなるのに対して、ニューヨーク市場が閉まってから、東京市場が開くまでの時間帯には、XMTradingのスプレッドが大幅に広がることがあるので、注意が必要です。

市場の流動性が低くなる時間帯は、早朝5時～7時頃頃の時間帯や期間に起こります。投機筋が非常に大きい取引を行うことで、急騰や急落が発生するケースもあり、過去には日本銀行が為替介入を実施しています。

XMTrading（エックスエム）のスプレッドは、基本的に以下の時間帯に広がりやすくなりす。

早朝5時～7時頃、週末土曜日や週明け、月曜日の早朝6時頃が広がる時間帯です。この時間帯は主要通貨ペアに限らず、すべての通貨ペアの取引量が少なくため、流動性が低くので、スプレッドも大きなり、取引コストも高くなります。私も実際トレードしてみた結果、5時50分～6時15分の時間帯はXMTradingのスプレッドが大きく広がる時間帯ですので、取引ツールのMT4やMT5で実際に確認してみると良いでしょう。

スプレッドが開く時間帯に関する詳細は、「XMTradingのスプレッドが広がる時間帯は？」が参考になります。

XMTrading（エックスエム）のスプレッドは狭いですか？

XMTrading（エックスエム）のスプレッドは、他社と比べると比較的広いです。よく「広すぎ」「勝てない」と海外FXトレーダーは言います。特に、XMTradingの取引で損失が出た海外FXトレーダーからは、「やめたほうがいい」「スプレッドが広くなった」との口コミもあります。

では、実際にXMTrading（エックスエム）のスプレッドを確認していきましょう。下記は、「スタンダード口座」「マイクロ口座」「KIWAMI極口座」「ゼロ口座」の口座タイプ別のスプレッドです。

口座タイプ別のスプレッド

XMTrading（エックスエム）のスプレッドと手数料は？

XMTrading（エックスエム）では、『スプレッドだけ発生する口座タイプ』と、『スプレッドと手数料の両方が発生する口座タイプ』があります。

スプレッドだけ発生する口座タイプ

XMTrading（エックスエム）で『スプレッドだけ発生する口座タイプ』は、下記の３つの口座タイプです。

• スタンダード口座(Standard)
• マイクロ口座(Micro)
• KIWAMI極口座(KIWAMI)

以上が、スプレッドだけ発生する口座タイプです。手数料は無料です。

スプレッドと手数料の両方が発生する口座タイプ

XMTrading（エックスエム）で『スプレッドと手数料の両方が発生する口座タイプ』は、ゼロ口座（Zero口座）です。

なぜ、ゼロ口座（Zero口座）では、手数料が発生するのか疑問に思う人も多いでしょう。

XMTrading（エックスエム）のゼロ口座（Zero口座）は、ECN口座のため、取引ごとに手数料がかかります。ECN口座とは、「Electronic Communications Network」の略で、直接インターバンク市場で取引する注文方式です。 約定拒否（リクオート）が発生しないことがメリットですが、注文時と決済時に手数料が発生してしまう事がデメリットです。

例えば、主要通貨ペアであるドル円では、1lotの取引を行うと、5ドルの手数料が発生します。前述したとおり、「注文時」と「決済時」に手数料が発生するので、往復10ドルの手数料が発生します。スプレッドは表示されているとおりで、1度だけ発生します。

XMTrading（エックスエム）のゼロ口座(Zero口座)の手数料はいくらですか？

XMTrading（エックスエム）のゼロ口座(Zero口座)の手数料は通貨ペアによって異なります。具体例として、ドル円の場合であれば5ドルです。注文時に5ドル、決済時に5ドル発生するため、往復で10ドルの手数料が発生し、提示されているスプレッドが上乗せされます。

XMTrading（エックスエム）のゼロ口座(Zero口座)でスプレッドとは別に手数料がかかるのはなぜですか？

XMTrading（エックスエム）のゼロ口座(Zero口座)で手数料が発生するのは、NDD/ECN方式を採用しているためです。ECN方式は、XMTradingを介さずに、インターバンクを利用して、機関投資家などと直接売買を行うので、海外FX業者が受け取る手数料が発生します。

XMTrading（エックスエム）のスプレッドが広がる時間帯は？

XMTrading（エックスエム）のスプレッドが広がる時間帯は、「早朝」「経済指標の発表時」「突発的なニュースやイベント」の３つです。これは、XMTradingに限らず、国内FX業者も含めてすべてのFX業者に共通します。

1. 早朝
2. 経済指標の発表時
3. 突発的なニュースやイベント

それでは、順に詳しく解説します。

XMTrading（エックスエム）のスプレッドが広がる早朝の時間帯

XMTrading（エックスエム）のスプレッドが広がる早朝の時間帯ですが、「早朝スプレッド」や「朝スプ」とも呼ばれています。

XMTrading（エックスエム）のスプレッドが広がる時間帯は、基本的に早朝の6:00~7:59頃です。

早朝にXMTradingのXMTrading（エックスエム）のスプレッドが広がる理由は、以下の３つが要因です。

1. 主要な市場が開いていない
2. 市場参加者が少ない
3. カバー先の金融機関が少ない
4. 取引所

主要な市場が開いていない

主要な市場は、「東京市場」「ロンドン市場」「ニューヨーク市場」です。主要な市場は、「XMTradingのスプレッドはなぜ広がる？」で紹介している画像をご確認下さい。主要な市場の他にも、「ウェリントン市場」「シンガポール市場」「香港市場」「フランクフルト市場」などの取引市場があります。

市場の参加者が少ない

市場の参加者が少ない理由は、主要な市場が開いていないことがほとんどの要因です。XMTrading（エックスエム）で取引が可能なエキゾチックペアなどの通貨ペアでは、マーケット参加者が非常に少ないため、流動性がほとんどありません。他にも、長期投資をする人が多い通貨ペアである場合には、基本的に流動性が低くなります。

カバー先の金融機関が少ない

XMTrading（エックスエム）などの海外FX業者では、基本的に顧客（海外FXトレーダー等）から注文を受けると、リスクヘッジのためにカバー先の金融機関へ注文を行います。一般的には、買いと売りが一定数量に傾くまでは、カバー取引をしない海外FX業者が多いです。

XMTrading（エックスエム）などの海外FX業者によって、カバー先の金融機関の数は異なりますので、カバー先を多く持っている海外FX業者を選ぶことが大切です。

XMTrading（エックスエム）のスプレッドが変動するのはなぜですか？

XMTrading（エックスエム）のスプレッドが変動するのは、下記の３つが要因です。

• 流動性が低すぎる
• 流動性が高すぎる
• ボラティリティが激しい

XMTrading（エックスエム）でトレードをしたいと考えているトレーダーは、経済指標の時間帯を除いた取引量が多い時間帯でトレードすることが推奨されます。詳細は、スプレッドが開く時間帯をご確認下さい。

以上、XMTradingのスプレッドに関する情報でした。

参考文献
ロンドン証券取引所
ニューヨーク証券取引所
東京証券取引所
Google Finance – 通貨