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銀行業績とインフレ不安でウォール街に激震!米国株大暴落の全貌

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  • 米国株、金曜日に大幅下落
  • 主要株価指数が赤字終了
  • 市場を抑制するインフレ懸念
  • アジアの市場も冴えず

金曜日、米国株式市場が政治的緊張の高まりやインフレの懸念および大手銀行の良くない決算報告の影響を受けて著しく値を下げたダウは475.84ポイント減の37,983.24でS&P 500は75.65ポイント減の5,123.41で、そしてナスダックは267.10ポイント減の16,175.09で取引を終了した

シティグループは利息外収益の減少と費用の増加により、第1四半期の純利益が27%減の34億ドルとなり、株価は1.7%下落。JPモルガン・チェースは純利益が6%増したものの、株価は6.5%近く下がり、ウェルズ・ファーゴは前年から減少し、第1四半期の純利益は46.2億ドルだった。

ブロードコム、エアビーアンドビー、ダラー・ツリー、シリウスXM、マイクロン・テクノロジー、AMD、インテル、ONセミコンダクター、シスコ、セールスフォース、マイクロソフト、ボーイング、アマゾン、スリーエム、キャタピラー、ゴールドマン・サックスといった他の大手企業も大きな損失を出した。しかし、デイフォース、アップル、グローブ・ライフ、エクイニクス、キムコ・リアルティは合理的な利益を確保した。

労働省の報告によれば米国の輸入価格が3月に前月比0.4%上昇し、予測されていた0.3%を上回ったことも市場に圧迫感を与えた。これは2023年1月以来の初の年間上昇だった。また、ミシガン大学の報告で4月の消費者センチメントが予想以上に低下したことや、1年後のインフレ予想が3月の2.9%から4月には3.1%に上昇したことも重しとなった。

国際的にはアジアの株式市場も下降し、香港のハンセン指数は2.2%、中国の上海総合指数は0.5%それぞれ減少した。一方で日本の日経225指数は0.2%微増し、ヨーロッパは混在し、パン・ヨーロピアンStoxx 600が0.14%僅かに上昇、イギリスのFTSE 100は0.91%上がったが、ドイツのDAXとフランスのCAC 40はわずかに下落した。債券市場においては、10年債の利回りが4.523%へと下がった。

金曜日、米国株は政治の緊張やインフレの影響で大幅に下落しましたね。大手銀行の決算が芳しくなく、市場全体に悪影響を及ぼしているみたいです。特にシティグループの利益減は株価にも響いています。輸入価格の予想を上回る上昇や消費者センチメントの低下がインフレ懸念を煽り、市場に不安感を与えているのかもしれません。アジア市場もパッとしないですが、日経225指数の微増は僅かながらも光明かも。FXではこうした動きを念頭に置きつつ、慎重な取引が求められそうです。

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米国株、金曜日に大損こいてるね。
政治緊張やインフレ心配で、市場がびくびくしている感じさ。
シティとJPモルガンの決算がイマイチだったから、株価にも悪影響だね。

でも、輸入価格が上昇しちゃってるし、消費者センチメントも下がり気味。
インフレの期待値もちょっと上がってるから慎重になるのは無理もないな。
アジア市場も弱々しいけど、日経だけはちょっと上がってて救われた感じだ。
FXトレードするなら、この辺の情勢を頭に入れておかないとな。

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この記事の著作者

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