スプレッドが狭いおすすめ海外FX業者ランキング比較【2024年】

海外FXのスプレッドが狭いおすすめ業者ランキング

「どこの海外FX業者の口座が一番スプレッドが低い?」

スプレッド・手数料が低くておすすめの業者はどこ?」

そんな悩みを抱えている海外FXトレーダーはいませんか?

本記事では、スプレッドが狭いおすすめ海外FX業者をランキング形式で比較してみました。海外FXのスプレッドや、ドル円(USDJPY)やゴールド(XAUUSD)などの通貨ペア別でスプレッドが低い業者を紹介します。

目次

海外FXのスプレッドとは?

海外FXのスプレッドとは、通貨ペアの買う値段と売る値段の違いのことです。例えば、ある通貨ペアの買う値段が110.541で、売る値段が110.551の場合、その差は0.1pipsとなり、これがスプレッドです。スプレッドは取引をするたびにかかるコストであり、スプレッドが狭い業者であれば、取引コストを抑えられます。

一般的に、海外FXでは「レバレッジが高く、ボーナスが豊富」な業者はスプレッドが広めで、「レバレッジが低く、ボーナスが少ない」業者はスプレッドが狭めの傾向があります。これはあくまで傾向ですが、海外FXではスプレッドの狭さとボーナス・ハイレバレッジは同時に実現しにくいことを理解しておくことが大切です。

スプレッドが狭い海外FX業者のランキング

スプレッドが狭い海外FX業者は、取引コストを抑える上で非常に重要です。2024年最新のスプレッド比較ランキングを基に、各業者の詳細と特徴について見ていきましょう。

ランキング順位海外FX業者名口座タイプドル円(USDJPY)
スプレッド
ゴールド(XAUUSD)
スプレッド
1位ThreeTraderRaw ゼロ口座0.0pips0.0pips
2位Exnessロースプレッド口座0.0pips6.3pips
3位AXIORYナノ/テラ口座0.5pips1.9pips
4位XMTradingKIWAMI極口座0.9pips4pips
5位HFMゼロ口座0.1pips0.03pips
6位FXGTECN口座0.1pips1.4pips
7位TradeviewILC口座0.35pips1.21pips
8位TitanFXZeroブレード口座0.33pips2.11pips
9位easyMarkets変動スプレッド1.0pips20pips
スプレッドが狭い海外FX業者・口座タイプのランキング

スプレッドの狭い海外FX業者について、それぞれ詳しく解説します。

ランキング1位:ThreeTrader (Raw ゼロ口座)

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ランキング1位:ThreeTrader (Raw ゼロ口座)
出典:ThreeTrader

ThreeTraderのRaw ゼロ口座は、スプレッドの狭さで業界トップクラスを誇るFX業者です。USDJPY、EURUSD、GBPUSDともにスプレッドは最小0.0pipsと非常に低く、スキャルピングや短期取引に最適です。また、取引手数料が安く、豪華なポイントプログラムや日本語サポートが整っています。クレジットカード入金が不可な点は留意が必要ですが、出金スピードの速さも評価が高いです。

  • スプレッド: USDJPY/EURUSD/GBPUSD 0.0pips
  • 主な特徴: スプレッド最狭水準、スキャルピング向き、出金スピードが速い

公式サイト:https://www.threetrader.com/jp

ランキング2位:Exness (ロースプレッド口座)

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ランキング2位:Exness (ロースプレッド口座)
出典:Exness

Exnessのロースプレッド口座も業界最狭のスプレッドを提供しています。USDJPYやEURUSDのスプレッドは0.0pipsで、特に短期トレーダーに人気です。最大レバレッジが無制限である点や、ストップレベル0でスキャルピングに適していることも大きな特徴です。

  • スプレッド: USDJPY/EURUSD 0.0pips、GBPUSD 0.1pips
  • 主な特徴: レバレッジ無制限、スキャルピング向け、無料VPSあり

公式サイト:https://my.exness.com/

ランキング3位:AXIORY (ナノ/テラ口座)

AXIORY-logo
AXIORY-ナノ口座・テラ口座のスプレッド
出典:AXIORY

AXIORYは取引コストの低さで知られる業者で、スプレッドも狭めです。特にEURUSDは0.3pipsと優れた水準で、スキャルピングに適したcTraderプラットフォームを提供しています。また、日本語サポートも充実しており、約定力が高いことから信頼性も高いです。

  • スプレッド: USDJPY 0.5pips、EURUSD 0.3pips
  • 主な特徴: 約定力が高い、スキャルピング向け

公式サイト:https://www.axiory.com/

ランキング4位:XMTrading (KIWAMI極口座)

XMTrading-logo
XMTrading-KIWAMI口座
出典:XMTrading

XMTradingは500万人以上のユーザーを持つ大手業者です。KIWAMI極口座では、スプレッドがUSDJPY 0.9pipsと業界水準に達しています。ボーナスが豊富で、日本語サポートが手厚いことも魅力的です。また、ゼロカットシステムにより、追証のリスクがありません。

  • スプレッド: USDJPY 0.9pips、EURUSD 0.8pips
  • 主な特徴: 豊富なボーナス、出金スピードが速い

公式サイト:https://www.xmtrading.com/

ランキング5位:HFM (ゼロ口座)

HFM-logo
ランキング5位のHFM (ゼロ口座)のスプレッド
出典:HFM

HFM(旧HotForex)は、長年の実績を持つ信頼性の高い業者です。USDJPYのスプレッドは0.1pipsと狭く、ゴールド(XAUUSD)のスプレッドも0.03pipsと非常に低い水準です。最大レバレッジは2,000倍で、スキャルピングにも適しています。

  • スプレッド: USDJPY 0.1pips、XAUUSD 0.03pips
  • 主な特徴: コピートレードあり、スプレッドが非常に狭い

公式サイト:https://www.hfm.com/

ランキング6位:FXGT (ECN口座)

FXGT-logo
ランキング6位:FXGT (ECN口座)
出典:FXGT

FXGTは比較的新しい業者ですが、スプレッドの狭さと豪華なボーナスで急速に利用者を増やしています。USDJPYのスプレッドは0.1pips、GBPUSDは0.2pipsと狭く、特に仮想通貨の取引に強みを持っています。

  • スプレッド: USDJPY 0.1pips、GBPUSD 0.2pips
  • 主な特徴: 仮想通貨取引に強み、豪華なボーナス

公式サイト:https://fxgt.com/

ランキング7位:Tradeview (ILC口座)

TRADEVIEW-logo
ランキング7位:Tradeview (ILC口座)
出典:Tradeview

Tradeviewはプロトレーダー向けの取引環境を提供し、スプレッドの狭さが特徴です。USDJPYは0.35pips、EURUSDは0.14pipsと非常に低く、NDD方式により透明性が高い取引が可能です。最大ロット数が無制限なため、大量取引を行いたいトレーダーに向いています。

  • スプレッド: USDJPY 0.35pips、EURUSD 0.14pips
  • 主な特徴: スプレッドが狭い、プロトレーダー向け

公式サイト:https://www.tradeviewforex.com/

ランキング8位:TitanFX (Zeroブレード口座)

TitanFX-logo

TitanFXはスプレッドの狭さと約定力の高さが特徴の業者です。USDJPYのスプレッドは0.33pipsと狭く、短期トレーダーやスキャルパーに向いています。また、出金スピードが速く、取引の自由度が高いことも評価されています。

  • スプレッド: USDJPY 0.33pips、XAUUSD 2.11pips
  • 主な特徴: スプレッドが狭い、出金スピードが速い

公式サイト:https://titanfx.com/

ランキング9位:easyMarkets (変動スプレッド)

easyMarketsは、固定スプレッドを提供する業者で、USDJPYのスプレッドは1.0pipsです。また、独自の「Deal Cancellation」機能により、損失が出た取引をキャンセルできる点が特徴です。長期投資家や初心者向けの業者と言えるでしょう。

  • スプレッド: USDJPY 1.0pips、XAUUSD 20pips
  • 主な特徴: 独自ツールあり、固定スプレッド

公式サイト:https://www.easymarkets.com/

スプレッドが狭い海外FX業者の選び方

海外FX業者を選ぶときに、スプレッドを比べるための重要なポイントを4つ紹介します。

  • STP方式ECN方式の違いを理解する
  • 表示されているスプレッドを確認
  • 早朝や指標発表時のスプレッドの広がりを確認
  • スキャルピングトレーダーは規約を確認

それぞれ、詳しく解説します。

STP方式とECN方式の違いの理解

海外FX業者が使う取引方法には、STP方式ECN方式があります。これらの取引方法は口座の種類によって異なります。一般的な口座ではSTP方式が使われ、スプレッドが狭い口座ではECN方式がよく使われています。

STP方式の口座タイプの特性

STP方式の口座は、海外のFX業者を通じてお客様の注文を、流動性提供者が出した価格と合わせる取引の方法です。

この方法では、システムが自動で価格を合わせ、海外のFX業者がその価格にスプレッドを加えてお客様に提示します。そのため、STP口座ECN口座よりもスプレッドが広めになることが多いです。

取引にかかるコストはスプレッドだけで、別の取引手数料はかからないので、海外FXを始めたばかりの方はSTP口座を試してみると良いでしょう。

ECN方式の口座タイプの特性

ECN方式の口座は、顧客の注文が海外のFX業者を通さずに、直接インターバンクに流れる仕組みです。これは、市場の参加者同士が自動的に注文を結びつける取引方法です。

海外のFX業者を介さないため、スプレッドが追加されることはなく、STP口座と比べて非常に狭いスプレッドで取引が可能です。

ただし、ECN口座はスプレッドが狭い代わりに、各注文に対して取引手数料がかかります。このため、ECN口座のトータルコストはスプレッドに取引手数料を加えたものとなります。

しかし、ほとんどの場合、STP口座のスプレッドよりもECN口座のトータルコストの方が安くなるでしょう。

最小・平均スプレッドのどちらが表示されているかチェック

海外FX業者によって、公式サイトに掲載されているスプレッドの情報が異なるため、注意が必要です。具体的には、最小スプレッドと平均スプレッドのどちらが表示されているかを確認する必要があります。

最小スプレッドは特定の取引時間内での最も狭いスプレッドを示し、平均スプレッドは取引時間全体を通じて安定したスプレッドを示します。複数の海外FX業者を比較する際は、同じ基準で比べることが大切です。

早朝・指標発表時の広がりやすさ

早朝や経済指標が発表されるときの海外FX業者のスプレッドを比較する際は、その時間帯のスプレッドの広がりやすさを確認することが大切です。

変動スプレッド制の海外FX業者では、スプレッドが狭く安定している時間もあれば、逆に急に広がる時間帯もあります。

特に、中長期でポジションを持つスイングトレードでは、予想外のスプレッドの広がりが損失やロスカットにつながることがあるため、リアルタイムのスプレッドに注意が必要です。

スキャルピングトレーダーの海外FX業者の禁止事項・取引規約のチェック

スキャルピングトレーダーは、短い時間で何度も売買を行って少しずつ利益を高める方法です。この方法を使うときは、スプレッドが狭い海外FX業者を選ぶと、同じ取引でもより多くの利益を得やすくなります。

ただし、一部の海外FX業者ではスキャルピング取引に制限があることがあります。例えば、スキャルピングが禁止の業者もあり、指標の発表時に過度にスキャルピングを行うことが禁止されている場合もあります。また、特定の取引手法が禁止されていることもあります。

そのため、たとえスプレッドが狭い業者を利用しても、スキャルピングが禁止されているとそのメリットを活かすことができません。スキャルピングを主に行う方は、業者の取引規約やガイドラインも確認しておくことが大切です。

通貨ペア別でスプレッドの狭い海外FX業者

今回は、スプレッドが狭いおすすめの海外FX口座を、通貨ペアごとに比較してみましょう。

具体的には、以下の4つの通貨ペアについておすすめの口座を紹介します。

USDJPY(ドル円)のスプレッドが狭い海外FX業者の口座ランキング

ドル円(USDJPY)の取引口座について、特におすすめのものを紹介します。海外のFX業者では、取引のスプレッドや手数料が異なりますが、以下の業者が特に優れています。

取引手数料やレバレッジを考慮すると、Exnessが最も狭いスプレッドである0.7pipsを提供しています。続いて、XMのKIWAMI極口座が0.8pips、AXIORYのナノ/テラ口座が0.9pipsとなっています。これにより、ドル円の取引がしやすくなります。

ドル円は流動性が高く、取引しやすい通貨ペアです。特に、初心者でも安心して取引できるのが魅力です。

業者名スプレッド (pips)取引手数料レバレッジ
Exness0.7$3.5無制限
XM KIWAMI極口座0.8無料1000倍
AXIORYナノ/テラ口座0.9$31000倍

EURUSD(ユーロドル)のスプレッドが狭い海外FX業者の口座ランキング

EURUSD(ユーロドル)のおすすめの口座ランキングを見てみましょう。海外のFX業者では、スプレッドや取引手数料が異なります。特に、以下の3つの口座が注目されています。

ランキング順位業者名口座名スプレッド手数料最大レバレッジ
1位Exnessロースプレッド口座0.7pips$3.5無制限
2位XMKIWAMI極口座0.7pips無料1000倍
3位TitanFXゼロブレード口座0.9pips$3.5500倍

ユーロドルは、世界で最も取引されている通貨ペアの一つで、経済の動きや重要な経済指標に敏感に反応します。これにより、スプレッドが狭い口座が多く存在しますが、特にExnessとXMTradingが0.7pipsという最小のスプレッドを提供しています。

GBPUSD(ポンドドル)のスプレッドが狭い海外FX業者の口座ランキング

GBPUSD(ポンドドル)の口座ランキングのおすすめ情報です。海外FX業者のスプレッドや取引手数料、最大レバレッジを比較すると、以下のようになります。

業者名スプレッド取引手数料最大レバレッジ
XMKIWAMI極口座0.7pips無料1000倍
Exnessロースプレッド口座0.8pips$3.5無制限
AXIORYナノ/テラ口座0.9pips$31000倍

ポンドドルのスプレッドが狭いおすすめの海外FX口座として、XMTradingが0.7pipsと最も狭い値を記録しています。ポンドドルは価格が大きく変動するため、ドル円やユーロドルと比べるとスプレッドは少し広めに設定されています。

XAUUSD(ゴールド・金)のスプレッドが狭い海外FX業者の口座ランキング

XAUUSD(ゴールド・金)の取引に関する口座のランキングを紹介します。以下の表に、スプレッド(取引手数料)や最大レバレッジがまとめられています。

業者名口座名スプレッド取引手数料最大レバレッジ
XMKIWAMI極口座1.6pips無料1000倍
AXIORYナノ/テラ口座1.9pips$31000倍
Exnessロースプレッド口座6.9pips$3.5無制限

ゴールドのスプレッドが狭い、つまり取引コストが低いおすすめの海外FX口座はXMTradingで、スプレッドが1.6pipsと最も狭いです。

ゴールドは価格が大きく変動しやすいため、海外FXのハイレバレッジを利用すれば、一度の取引で大きな利益を得る可能性があります。短期的な利益を目指すなら、XMTradingで低コストかつ高レバレッジのゴールド取引を試してみることをおすすめします。

口座開設は無料ですので、ぜひ公式サイトをご覧ください。

海外FXのスプレッドをさらに狭くする方法

海外FXで取引をする際、スプレッドによるコストを減らす方法について説明します。スプレッドとは、売値と買値の差のことです。この差が大きいと、取引をするたびに余計な費用がかかってしまいます。

まず、コストを抑えるためには、スプレッドが狭い業者を選ぶことが重要です。多くの業者がありますが、スプレッドが小さい会社を探すことで、取引コストを減らせます。また、取引の時間帯を考えることも大切です。市場が活発な時間帯はスプレッドが狭くなることが多いので、その時間を狙って取引をすると良いでしょう。

具体的には、次のような手順で進めてみてください。

  1. 信頼できる業者を調べる。
  2. スプレッドの比較を行う。
  3. 取引の時間帯を選ぶ。

海外FX業者の特典や還元を活用する

海外のFX業者では、新しい口座を開設したり、入金をしたりすると、ボーナスやキャッシュバックをもらえることがあります。例えば、XMTradingでは口座開設ボーナスや入金ボーナスがあり、FXGTやBigBossも同様の特典があります。

ボーナスがもらえる口座は、スプレッドが広めのことが多いですが、それを利用することで実質的なコストを抑えることができます。ただし、スプレッドが狭いECN口座では、ボーナスを受け取れないことが多いので、利用する際にはあらかじめ口座の種類を確認しておくことが大切です。

スプレッドが広い時間帯の取引の回避

海外FXで取引コストを抑えるには、スプレッドが広がりやすい時間帯での取引を避けることが重要です。

具体的には、スプレッドが広がるタイミングには以下のようなものがあります。

広がりやすいタイミング具体例
主要な市場がオープン・クローズする時間市場の開閉に伴う影響
重要な経済指標が発表される時経済データの発表タイミング
ポジションのロールオーバー時スワップの切り替えタイミング
日本時間の深夜~早朝取引が少ない時間帯

なるべくスプレッドが狭い時間帯に取引することで、意図しないコストの増大やスリッページを避けることができるでしょう。

スイングトレードなど長期取引がメインの海外FX

海外FXでは、スイングトレードやポジショントレードのような長期取引が、スプレッドの影響を軽減する方法として有効です。これは、スイングトレードなどの短期取引で繰り返し売買を行うスキャルピングでは、すぐに小さな利益を積み上げるため、スプレッドが多くかかりやすいからです。

一方、長期取引では市場のトレンドを追うことが主な目的なので、スプレッドの影響が比較的小さくなります。例えば、スイングトレードでは、取引を長期間持つことでスプレッドの影響を相殺できることがあります。したがって、海外FXでスプレッドを最小限に抑えたい場合、スイングトレードやポジショントレードを選ぶことが一つの良い方法です。

海外FXと国内FXのスプレッドの相違

海外FXと国内FXのスプレッドには違いがあります。これについて分かりやすく説明します。
国内FXから海外FXに切り替えたばかりの方は、混乱することもあるかもしれませんので、こちらでその仕組みを確認してみてください。

まず、スプレッドとは、売値と買値の差のことです。この差が小さいほど、取引が有利になります。海外FXは一般的にスプレッドが広い傾向がありますが、取引の条件によっては有利な場合もあります。例えば、ある通貨ペアでは国内FXのスプレッドが1.0pipsで、海外FXが2.0pipsの場合、国内FXの方が取引しやすいです。しかし、海外FXではレバレッジが高く設定されていることが多く、少ない資金でも大きな取引が可能です。

以下にスプレッドの違いをまとめます。

取引タイプ国内FX海外FX
スプレッド狭い広いことが多い
レバレッジ低い高い

国内FXの単位は銭、海外FXの単位はpipsである。

国内のFX取引では、単位として「銭」が使われます。一方、海外のFX取引では「pips」という単位が使われます。特に国内のFX業者では、USD/JPYなどの円を含む通貨ペアのスプレッドは「銭」で表現されるのが一般的です。

しかし、海外のFX業者では、すべての通貨ペアに対して「pips」という単位が使われます。「pips」は通貨ペアの最小の変動を示す専門用語で、1pipsが指す金額は通貨ペアによって異なります。具体的には、円絡みの通貨ペアでは1pipsは0.01円、円を含まない通貨ペアでは1pipsは0.0001の通貨単位に相当します。

国内FXの固定制、海外FXの変動制が多い

国内FXはスプレッドが固定されていることが多く、通貨ペアや時間帯によらず同じスプレッドが適用されます。

一方、海外FXはスプレッドが変動することが多く、市場の状況や流動性に応じてスプレッドの幅が変わります。特に、市場参加者が少ない早朝や重要な経済イベントがあるときには、スプレッドが大きく広がることがあるので注意が必要です。

なお、海外FXでもeasyMarketsやIronFXなどの一部の業者では固定スプレッドの口座を提供しています。

国内FXは単一口座、海外FXはECN口座・STP口座の選択が多い

国内のFX取引は単一の口座を使いますが、海外のFX取引ではECN口座やSTP口座など、多くの選択肢があります。口座の種類によってスプレッドや取引条件が異なるため、どの口座を選ぶかが重要です。例えば、知名度の高い海外FX業者のXMTradingを見てみましょう。

以下の表は、XMの異なる口座タイプの特徴を示しています。

比較項目スタンダード口座KIWAMI極口座ゼロ口座
取引方式STPSTPECN
スプレッド広い狭い狭い
取引手数料なしなしあり
レバレッジ1000倍1000倍500倍
口座開設ボーナスありありあり
入金ボーナスありなしなし

スタンダード口座はスプレッドが広めですが、高額の入金ボーナスがもらえます。ゼロ口座ではスプレッドが狭いものの、入金ボーナスはありません。また、最大レバレッジは500倍と低くなっています。KIWAMI極口座はSTP方式で、最大レバレッジは1000倍ですが、スプレッドは非常に狭く、手数料もかかりません。

このように、海外FXでは口座の種類によって条件が大きく異なります。ECN口座が必ずしもコストが最小になるわけではないため、各口座の特徴と取引コストをしっかり比較することが大切です。

海外FX業者のスプレッド比較一覧

ここでは、海外のFX業者のスプレッドや取引手数料を比べています。これにより、どの業者が自分に合っているかを判断しやすくなります。

取引の方法によって、スプレッドの違いがありますので、以下の点を確認してみてください。

口座の種類スプレッド取引手数料
STP口座0.5 pips無し
ECN口座0.1 pips1,000円

海外FXのSTP口座における取引コストの比較一覧

海外FXのSTP口座での取引コストを比較した一覧です。各業者のスプレッドや取引手数料を以下に示します。

以下は、主要な海外FX業者の情報です。

業者名USD/JPYEUR/USDGBP/USDUSD/JPY
AXIORYスタンダード口座1.31.21.33.9
BigBossスタンダード口座1.41.92.1
Exnessスタンダード口座1.11.2
FXGTスタンダード+口座1.31.11.3
HFMプレミアム口座1.81.41.60.25
ICMarketsスタンダード口座0.940.821.03
iFOREXエリート口座11.51.13
IS6FXスタンダード口座2.21.92.31.4
TitanFXスタンダード口座1.331.21.572.23
TradersTrustクラシック口座1.21.21.20.16
TradeviewXレバレッジ口座2.11.82.24.2
XMTradingKIWAMI極口座0.80.70.71.9
XMTradingスタンダード口座1.91.61.92.7

上記の情報を参考に、自分に合った業者を選ぶことが重要です。

海外FX ECN口座の取引コストの比較表

海外FX業者のECN口座の取引コストを比較した表は以下の通りです。ここでは、スプレッドと取引手数料を示しています。

表は、各業者の通貨ペアごとのスプレッドと手数料を見やすくまとめています。

海外FX業者USD/JPYEUR/USDGBP/USDUSD/CHF金(XAU/USD)取引手数料
AXIORYナノ/テラ口座0.90.90.9$3
BigBossプロスプレッド口座1.11.41.8$4.5
Exnessロースプレッド口座0.70.70.8$3.5
FXGT ECN口座0.80.80.8$3
HFMプロ口座1.31.21.20.1$3
ICMarketsロースプレッド口座0.840.720.93$3.5
TitanFXゼロブレード口座1.00.91.22.8$3.5
TradersTrust VIP口座0.80.80.8$1.5
Tradeviewスタンダード口座1.10.62.8$2.5
XMTradingゼロ口座1.11.11.31.5$5

この比較を参考にすることで、自分に合ったFX業者を選ぶ手助けになります。取引コストは、トレードの利益に大きく影響するため、慎重に選ぶことが重要です。

海外FXのスプレッドと取引手数料の比較まとめ

今回は、海外FXのスプレッドと取引手数料の比較についてお話しします。海外FXを利用する際に、スプレッドが低い業者を探している方におすすめの3つの業者を紹介します。

以下の表は、おすすめの海外FX業者の特徴をまとめたものです。

業者名特徴
Exnessレバレッジ無制限、ドル円最小0pips
AXIORY安定した約定力、ドル円最小0.3pips、cTrader利用可能
XMTradingレバレッジ1000倍、ドル円0.8pips、取引手数料無料、口座開設ボーナスあり

これらの業者は、スプレッドが狭く、取引がしやすいので、特におすすめです。

海外FXのスプレッドでよくある質問

以下に「海外FX」に関するよくある質問をまとめています。

海外FXを利用する場合、税金はどうなるのですか?

海外FXで得た利益についても、税金の逃れは許されません。 投資から生じる税金は、居住国に納付するのが原則であり、したがって海外FXでの利益も国内にて納税が必要です。 これらの利益は所得税と住民税の対象となります。

海外FX口座は合法ですか?

金融庁の規制に従っていれば、海外FX取引やIB報酬が違法になることはありません。 金融庁は直接的に海外FX取引を規制しているのではなく、日本国内の金融活動を監視しています。 日本人が国際的に行う取引については、一般的な注意事項やリスク管理に関する意見が提供されています。

海外FXと国内FXの税金の違いはどのくらいですか?

国内FXの税率は一律20%で、所得に関わらずこの税率が適用されます。 海外FXの場合、収入の増加に関わらず税率が変動することはありません。 他の所得と分けて扱われ、「先物取引に係る雑所得等」として、所得税15パーセント(さらに地方税5パーセント)の税率が適用される仕組みです(申告分離課税)。

海外でもFX取引は可能ですか?

海外FX業者を利用すれば、海外でFX取引が行えます。 但し、居住している国によっては口座を開設できない可能性もあります。 居住地や赴任先、留学先が決まったら、その地域に対応している海外FX業者を確認することが重要です。

海外FXのリアルタイムスプレッドの確認方法

海外FXのリアルタイムスプレッドを確認する方法は、主に海外FX業者の提供するMT4やMT5のプラットフォームを使います。また、業者の公式サイトでリアルタイムスプレッドが掲載されていることもあります。

海外FX業者と国内業者の取引コストの違い

海外のFX業者と国内のFX業者では取引コストに違いがあります。国内の業者は、スプレッドが基本的に固定されていることが多いですが、海外の業者は取引の時間や市場の状況に応じてスプレッドが変わります。例えば、海外の業者では早朝や経済の大事な発表があるときにスプレッドが広がることがあります。しかし、市場が落ち着いているときは、より狭いスプレッドで取引できることもあります。

XMTradingのスプレッドの広さについて

XMTradingのスタンダード口座のスプレッドは、他の海外FX業者と比べると少し広めです。しかし、XMTradingのスタンダード口座では、入金ボーナスやポイントキャッシュバックを利用することができ、これらを活用することでスプレッドや取引コストを抑えることが可能です。

また、XMTradingのKIWAMI極口座では、最大1000倍のハイレバレッジと狭いスプレッドで取引ができます。

ThreeTraderのスプレッドの狭さについて

ThreeTraderのスプレッドは他の海外FX業者と比べて狭いです。ThreeTraderには常にボーナスはありませんが、ポイントのキャッシュバック制度があるため、スプレッドや取引コストを抑えることができます。ThreeTraderのスプレッドについては、詳しく説明している記事があります。

ThreeTraderのスプレッドは、例えばUSDJPYで0.5pipsと非常に狭くなっています。これにより、取引を行う際のコストを抑えることができるのです。

当サイト「海外FXトレンド」に掲載している内容は、日本在住者向けに公開しているものではなく、投資に関する助言、勧誘するものではありません。詳細は、コンテンツ制作ポリシーをご確認下さい。

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この記事を書いた人

海外FXトレンド運営事務局です。海外FXに関するボーナス情報を掲載しています。掲載している業者は出金実績があり、執筆者もトレーダーなので、よく利用してるブローカーをメインに取り上げています。

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